家のコラム

太陽光なしで蓄電池のみ導入できるの?設置のメリットとデメリットをご紹介!

太陽光発電と一緒に使用するイメージの強い蓄電池ですが、実は蓄電池のみでも活用できるということをご存知ですか?

本記事では、太陽光発電の設置はせずに蓄電池のみを設置した場合のメリット、そしてデメリットをご紹介します!蓄電池の導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

結論、蓄電池のみで設置は可能

はじめにお伝えしたように、蓄電池は太陽光発電なしでも使用することができます。

ただし、どの蓄電池でも単体で設置できるわけではありません。

蓄電池には、ハイブリット型蓄電池と単機能型蓄電池の大きく分けて2つの種類があります。

ハイブリット型蓄電池の場合は、太陽光発電と同じパワーコンディショナーを使用します。そのため、太陽光発電との併用でなければ設置することができません。

しかし、単機能型蓄電池の場合には太陽光発電とは別でパワーコンディショナーがあるため単体でも使用することができるのです。

太陽光発電なしで導入を考えている方は、この単機能型蓄電池を選ぶようにしましょう。

では、蓄電池のみを設置するメリットとデメリットも確認していきましょう。

蓄電池のみを設置するメリットは?

初期費用が安い

太陽パネルと蓄電池を一度に設置すると、どうしても一度に大きな額の初期費用がかかってしまいます。一度に購入することでお得なセット価格になりますが、それでも高額なため初期費用を抑えたいという方は蓄電池のみの購入を検討すると良いでしょう。

住んでいる地域によっては、蓄電池のみでも補助金を受け取れる場合もあるので一度調べてみてください。

太陽光の相性を気にせずメーカーを選べる

太陽光発電と蓄電池は同じメーカーのもので揃えるのが一般的です。別のメーカーのものでも問題なく接続できることも多いのですが、メーカーごとに製品の性質がことなるため、最大限の性能を発揮させるためには同じメーカーで揃えたほうが良いでしょう。

その点、蓄電池単体で設置すれば相性を気にせずに蓄電池のみで好きなメーカーを選ぶことができます。蓄電池の性能のみ確認すればいいので選ぶ幅が広がりますね。

電気代対策につながる

蓄電池のみで使用する場合には、電力会社から購入した電気を充電することになります。電気料金の安い深夜帯に蓄電をして、料金の高い昼間は蓄電池に貯めておいた電気を使うことで電気代を節約することができます。

災害時の最低限の電力確保

台風や地震などの災害時に停電してしまった時でも、非常用電源として最低限の電力を確保することができます。

電気が使えないと生活に大きな支障が出ますね。しかし蓄電池があれば、しばらくの間は電気が使えます。容量が大きければ大きいほど、より多くの電気を蓄えておくことができるので蓄電池の容量は選ぶ時の大きなポイントとなります。

一方、蓄電池のみのデメリットは

停電が長時間続くと電気を使用できない

蓄電池に貯められる電気には限りがあります。太陽光発電とセットで使用する場合には、停電時でも太陽光発電で作った電気を蓄電池に貯めて繰り返し利用することができますが、蓄電池単体の場合には停電時に貯まっていた分の電気量しか使えないため長時間の利用はできなくなります。いざという時の備えとして、太陽光発電と蓄電池の両方があるとより安心して過ごせるでしょう。

太陽光との併用よりも経済効果は低い

蓄電池は太陽光発電と併せて利用することでさらに節約効果が高くなります。太陽光で作り出した電力を貯めて使うことができるので、電力会社から購入する電気量が大きく減ります。そのため高い経済効果を得たいのであれば蓄電池単体よりも太陽光発電と併用することをおすすめします。

蓄電池のみが向いている人

オール電化の人

オール電化の住宅では、電気の使用量が必然的に多くなりますね。そのため、電気代が安い夜間に充電をして、溜めた電気を昼間に使用することで大きな節約ができます。

もちろんオール電化でない住宅の場合も、蓄電池を導入することで電気代が少し安くなりますが、使用量が多い分節約できる額も大きくなるということです。

補助金がある人

地域によっては、蓄電池のみの購入でも補助金が受け取れる場合があります。補助金が利用できるのであれば、初期費用を抑えることができるのでよりお得に蓄電池を導入することができます。

停電に備えたい人

蓄電池があると停電時にもしばらくの間は電気が使えます。突然の停電でも対応できるのはありがたいですよね。いざという時のために備えておきたいという人は蓄電池だけでもあると安心です。

電気代が月1万円以上の人

蓄電池を導入することで月々の電気代を節約することができますが、もともと電気代の低い家庭ではあまり電気料金は下がりません。逆に、電気代が高い家庭ほど変化も大きくなります。料金プランによっても経済効果は変わるので、蓄電池を導入することでどれくらい電気料金が抑えられるのか、一度シュミレーションしてみるとよいでしょう。

まとめ

蓄電池のみを設置した場合のメリットとデメリットについて、おわかりいただけましたでしょうか。これらを踏まえた上で、電気代の節約や災害時の備えとして蓄電池のみの導入も検討してみてはいかがでしょうか。

蓄電池の購入で迷われている方は、一度住宅生協へお問い合わせください。

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