住宅生協だより

屋根葺き替え工事の工程をわかりやすく紹介!

戸建て住宅では、定期的に家のメンテナンスが必要となります。
屋根は普段なかなか目に入りにくいところではありますが、大切な家を守ってくれる大事な存在です。今回はその屋根のリフォーム方法の一つである、屋根葺き替え工事について詳しく紹介します!

屋根葺き替え工事とは?

屋根葺き替え工事とは、古くなった屋根材をはがして下地を整えてから新しい屋根材を設置する工事で、屋根のリフォームとしては日数的にも金額的にもとても大掛かりな工事です。

屋根のリフォームの方法にはいくつか種類がありますが、屋根の劣化が進んでいて塗装工事やカバー工法では対応できない場合に行われることが多いのがこの工事方法です。屋根をほぼ新築と変わらない状態に生まれ変わらせることができるので、見た目の印象を変えたり、屋根材の機能を良くしたりすることもできます。

他にも、次のメンテナンスまでの期間を長くできるというメリットもあります。

屋根葺き替え工事の手順

ここでは、屋根葺き替え工事の手順やその内容、工期について詳しく見ていきましょう。

①足場を組む
まずは工事に必要な足場から組んでいきます。足場を組むのはだいたい半日〜1日で終わります。家の周りをぐるっと囲むように組んでいくため、大きい家ほど足場を組むための時間がかかります。

②既存の屋根材をはがす
次に、新しい屋根材に葺き替えるために古い屋根材をはがして撤去していきます。屋根の面積や職人さんの人数によっても変わりますが、おおむね1日〜2日程度かかります。古い瓦屋根の場合には、この時に瓦を固定している土(葺土)も一緒に撤去します。
また、はがした屋根材は産業廃棄物として中間処理場で処理されます。

③下地調整
古い屋根材を全て撤去し終えたら、下地の状況を確認します。長い年月が経過した古い屋根であれば、下地も劣化していたり歪んでいたりすることがあります。そのまま放置してしまうと雨漏りなどの原因になるため、必要があれば下地も修繕や補強を行います。
大きな損傷がなければ、約1日で作業は終わるでしょう。

④野地板の設置
下地が整ったら、次に野地板を張り付けていきます。野地板とは屋根材を支えるための9〜12mmほどの厚さの板のことで、この野地板がしっかりしていないとせっかくの屋根材が風ではがれやすくなってしまいます。
この作業は1日で終わることが多いです。

⑤防水シートの設置
新しく張り付けた野地板に、防水シートを張ります。タッカーと呼ばれる大きいホチキスのような器具を使ったり、粘着式のシートを使って張り付けます。この防水シートを張ることで、より雨に強い屋根となります。この作業も1日あれば終わるでしょう。

⑥新しい屋根材の設置
防水シートの上に新しい屋根材を設置します。屋根材の種類や屋根の面積、職人さんの数などにもよ李ますが平均で2〜5日程度かかります。
屋根材によって金額や効果も変わってくるので、しっかりと相談して選びましょう。

最後に全体を点検し、細かい手直しや掃除をして足場を解体したら屋根葺き替え工事の完了となります。
全体ではだいたい10日〜2週間ほどの工期となり、間で雨が降ると工事を休まなくてはならなくなるため期間が延長されることもあります。

屋根葺き替え工事はどんな時に行えばいい?

屋根葺き替え工事をすることが勧められるのは、築年数がかなり立っている場合や、雨漏りが起きてしまっている場合が多いです。築年数が浅く軽度の劣化であれば、葺き替え工事よりも短期で安く済むリフォーム方法も検討することができるからです。

また先ほども述べたように、この工事では屋根を一度全てはがす工程があるため雨が降っている場合には作業を進めることができません。雨が降ってくると工事を休まなくてはならず、その分工期が伸びてしまうことになります。そのため、雨や風の影響を受けにくい時期に工事をすることがおすすめです。

さらに屋根の葺き替えは重労働なので、真夏は作業効率が下がります。
これらのことを踏まえると、3〜5月または11〜12月頃が屋根葺き替え工事に最適な時期だと言えるでしょう。

まとめ

今回は屋根のリフォーム方法のひとつ、屋根葺き替え工事の工程について紹介しました。

屋根の劣化が気になっている、屋根のリフォームを考えているという方は、まずは専門のリフォーム会社でどのようなリフォーム方法が合うのか相談してみましょう。