住宅生協だより

水まわりのリフォームに最適な壁材とは?

毎日使うキッチンや浴室・洗面所・トイレといった水まわり。

一日に複数回使うことも多いですし、油分や湿気なども多く汚れが溜まりやすい箇所でもあります。

何より、水まわりが綺麗だと気持ちよく暮らせますから、リフォームを考える方も多いでしょう。

実は水まわりのリフォームをする時、壁材に気を付けると日々のお掃除が楽になるというメリットもあるんです。

今回は水まわりに使う壁材について、その種類やメリット・デメリットについて解説していきますので、ぜひリフォームの参考にしてください。

水まわりに使う壁材の種類とメリット・デメリット

水まわりに使われる壁材は主に次の三種類です。それぞれにメリット・デメリットが存在しますので壁材ごとに見ていきましょう。

▼タイル

水まわりによく使用されるのがタイルです。

タイルは焼き物であることが多く、陶器・せっ器・磁器の三種類に分けられます。

タイルは防水性や防火性・耐摩耗性に優れており、酸やアルカリにも強いのでお手入れがしやすい素材です。

メリットばかりのようにも思えるタイルですが、デメリットとしては劣化すると目地に割れが起こる可能性があり、タイル次第では初期費用も高くなります。タイル張りには技術も必要で、他の壁材と比べると工期も長くなることが多いです。

▼ビニールクロス

ビニールクロスも水まわりによく使用される壁材です。

ビニールクロスのメリットは大きく分けて3つ。1つめは、水や洗剤に比較的強いため掃除が楽になる点で、2つめは壁紙と同じように多様なデザインから選ぶことが可能な点。そして3つめは、費用が比較的安価な点です。

デメリットとしては、部分的な補修が難しく、黄ばみなども発生してくるため10~15年ごとに張り替える必要が出てくる点や、ビニールクロス独特のにおいがあることが挙げられます。

▼パネル

水まわりにお勧めの壁材、3つめはパネルです。

パネルは、ボード状になっている壁仕上げ材のことで、タイル並みの耐水性や耐久性を誇ります。

各メーカーが様々な機能付きのパネルを製造していて、調湿・消臭・抗菌などの機能や化学物質を吸着する機能を備えたものなど、種類が豊富で掃除がしやすいことがメリットです。

パネルのデメリットは、タイルやビニールクロスと比較して高価なため初期費用がかかる点です。

どの壁材にしてもメリットとデメリットがありますので、それぞれをよく比較してご自宅にあったものを選びたいですね。

キッチンは材質に注意

水まわりに使用される壁材について見てきましたが、キッチンについては更に注意しなくてはいけないことがあります。

それは、キッチンには「内装制限」が定められており、火気の近くには燃えにくい素材しか使えないという点です。

なお内装制限は一律に定められているものではなく、地域やキッチン設備の場所条件などによって異なります。

例えば、IHヒーターが火気にあたるかどうかは地域ごとに解釈が異なります。

他にも、キッチンがある場所が1階か2階か、集合住宅かどうか、建物自体が耐火建築物かどうか、などそれぞれの状況によって内装制限の内容が違いますので、事前にお住まいの地域・建物の内装制限の確認が必要です。

いずれにせよ、キッチンの壁材は、他の水まわりと同じように水に強く、お手入れが楽であることに加えて燃えにくいものである必要があります。

よく使用される材質はパネルやタイル、そしてステンレスやホーローといったものになります。

予算と好みをすり合わせて選びましょう。

まとめ

清潔感が大切な水まわりは、長く住んでいると汚れが気になり、リフォームの希望が出てきやすい箇所です。

せっかくのリフォームですから、デザインの面だけでなく今後のお手入れのしやすさ、清潔の保ちやすさなどについてもしっかりと考えて、最適なリフォームにしたいですね。