住宅生協だより

サイディング外壁もメンテナンスが必要!時期や費用を紹介

サイディング外壁には、「メンテナンスフリー」と言われる外壁があります。しかし実際には、手間がかからないというだけで全くメンテナンスが必要ないとは言えません。

メンテナンスが必要となれば、できるだけ無駄な費用は抑えたいとお考えの方も多いのではないでしょうか?

今回は、サイディング外壁の適切なメンテナンス時期や費用について詳しく解説します。

サイディング外壁の種類とメンテナンス時期

サイディング外壁は主に4つの種類に分類され、種類によってメンテナンス時期が異なります。マイホームの外壁にはどのサイディングが採用されているのか確認し、最適なメンテナンス時期を逃さないようにしましょう。

具体的なサイディングの種類とメンテナンス時期は次の通りです。

▼窯業系サイディング
日本の住宅建築の中で最も採用されているサイディングです。地震などの衝撃や火にも強い性質を持っています。メンテナンス時期は7年〜13年です。

▼金属系サイディング
防水性が高く、耐候性が高いため自然環境に耐えうる性質を持っています。メンテナンス時期は10年〜15年です。

▼木質系サイディング
木目によるデザイン性が非常に高いサイディングです。メンテナンス時期は8年〜12年です。

▼樹脂系サイディング
日本ではあまり普及していませんが、アメリカなどでは多く用いられている素材です。優れた耐久性を持っています。メンテナンス時期は10年〜20年です。

こんな症状が出たら劣化のサイン

では、どのような症状が出たらサイディング外壁に劣化が生じているのでしょう。劣化のサインを知ることで、早めに対処ができ、無駄な費用を抑えることにつながります。現在の外壁の状態を把握し、適切なメンテナンスを施しましょう。

具体的なサイディング外壁に発生する劣化の症状は次の通りです。

▼コケ・藻・カビの発生
コケ、藻、カビは日当たりの悪さや湿気が原因で発生します。洗浄しても、再び発生してしまう場合は、外壁塗装の劣化と考えられるでしょう。

▼色褪せ・変色
色褪せ・変色は紫外線が原因で発生します。この症状が出始めたらメンテナンスを検討した方がいいでしょう。

▼チョーキング現象
チョーキングとは、サイディングに触れた時に白い粉が手についてしまう症状です。すぐにでもメンテナンスを検討したほうがいいでしょう。

▼塗装の膨れ・剥がれ
塗装の膨れを放置しておくと、剥がれの症状につながります。塗料が剥がれている場合、サイディング外壁を守ることができていません。この症状が発生したときは早急にメンテナンスが必要です。

▼ひび割れ・クラック・欠損
文字通り、サイディング外壁にひび割れや欠損がある症状です。この状態まで放置してしまうと、外壁のみならず建物自体にも悪影響を及ぼし、費用も莫大となります。

▼目地(コーキング材)の劣化
サイディングボード同士を繋ぎ合わせるためにコーキング材を注入しています。雨や紫外線が原因で劣化し、ひび割れ、剥離といった症状が現れます。外壁自体だけでなく周辺の状況にも注意が必要です。

メンテナンス方法と費用

サイディング外壁のメンテナンス方法は4つに分けられます。併せて、費用も確認していきましょう。なお、いずれのメンテナンス方法にも人件費、足場、養生、洗浄、ゴミ処理費用などの諸経費が発生します。

▼外壁塗装
ウレタン塗装やシリコン塗装など使用する塗料によって施工費用が異なります。30坪の場合、費用はおよそ60〜180万円です。

▼コーキング打ち替え
既存のコーキングを剥がし新しいコーキングを施します。費用はおよそ15〜20万円ですが、足場が必要な場合はさらに上乗せされますので、外壁塗装と同時に行うといいでしょう。

▼部分張り替え
一部のサイディング材のみを解体し張り替える方法です。施工面積にもよりますが費用はおよそ10〜30万円です。同じサイディングが入手できるとは限らないため、見た目を統一できない場合があります。

▼全体張り替え・重ね張り
使用する材料によって価格が変動します。30坪の場合、費用はおよそ150万〜250万円です。
重ね貼りの場合は50万円ほど安くはなりますが、外壁が重くなりすぎると建物に負担がかかるため、最も軽い金属サイディングしか使用できません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?マイホームのサイディング外壁を知ることで、費用を抑え、効率的なメンテナンスを行うことができるでしょう。実際の施工例や施工スケジュール、費用の見積もりなどは住宅生協にお問い合わせください。